
- 2016年10月11日
「肖像」「人間図鑑」
写真展を開催するまでに寝れない日々が続いた。 毎回展示の前は寝れなくなるが今回はまた特別だった気がする。 自分の作品は海外でどう評価されるのか。と。 台湾ではやはり荒木経惟さん、森山大道さんが人気らしい(世界中でそうだが) 昨年のParisでは展示はしたが実際に行くことはできなかった。 なので今回は絶対に行くと決めていた。 Photoイベントでは僕の作品「肖像」「人間図鑑」の作風で撮影との依頼。 実は僕のポートレートシリーズはキッカリと被写体を選んで撮影する。 徹底して選び、衣装を決め、ギリギリの演出をして新たなる人格、 写真に人間を作り出すのが「人間図鑑」だからだ。 となると現地では誰が来るのか、どのような服装なのか、表情は? まったくゼロの状態から(商業ベースのポートレート)ではなく、 「作品による肖像」を撮るのは今までにない緊張感だったのかもしれない。 だがどこに行っても内倉は内倉で、撮影がスタートしたらエンジンは全開だった。 僕は今年たくさんの経験、出会いで自分がどんどん変化している気がする。 心からそのチャンスと、出会いに感謝をしている

- 2016年10月11日
四本のバナナ
キャリーバックにはカメラと、パジャマ、PC、そして作品。これだけ。 3時間ほどで到着する台湾に到着すると、こんなにも世界が違うのかと。 それは台湾の人々の個性、人間性の素晴らしさ、 犬は首輪をされているが自由にうろちょろ。愛乗りの原付、色彩が茶色の食べ物、 コンビニではとんでもなく美味しいカフェオレ。 携帯で宿泊先のホテルを記念に一枚だけ撮る。日本語が上手なフロントの方だった。 台湾写真展&Photイベントで観光はしていない、 観光する時間は移動の時にバスから眺める風景くらい。 (そういえば僕はどこに行こうと観光をしたことがない)頭の中には「展示」しかない。 綠光+marüteに到着するとハロウィン提灯。 昔のままのドアなどをそのまま活かしたgallery。 窓辺の光が美しく周りは原宿に似たストリートの中にあるgalleryのように感じた。 展示してOKと聞いていたが、中澤さんが横山さんの作品を翌日持って来るまで僕は待った。早朝、横山さんの作品と中澤さんが到着。 中澤さんは「旅するときは太って帰るんだ」とバナナを四本ほど手に持っていた。 二人展示

- 2016年10月9日
Shnichiro Uchikura 台湾 Photo LIVE
Shnichiro Uchikura 台湾 Photo LIVE 詳細は内倉真一郎Facebookをご覧下さい。

- 2016年10月9日
内倉真一郎Photo Exhibition in Taiwan
詳細はこちらをクリック↓ http://www.uchikurashinichiro.com/exhibition

- 2016年10月5日
トークイベント&ポートレート撮影会開催in台湾
10月7日18時より台湾にて
トークイベント&ポートレート撮影会開催。
//14:00-18:00内倉真一郎 人像攝影 活動「人間図鑑」
参加費:300NT$/A5 size//18:00~内倉真一郎 開幕演講 ・gallery Main新進作家展 デレクション中澤有基
【内倉真一郎×横山隆平 Photo Exhibition in Taiwan】
・gallery:關於綠光+marüte
・日時:2016年10月7日(金)ー10月17(月)
・10月7日(金)18時〜トークショー&ポートレート撮影イベント開催
・住所:關於綠光+marüte (台湾台中市中興一巷2號)
・Mail:gr2marute@gmail.com
・TEL:+886 4 2301 6717 後天10/7(五) 有新展覽開幕活動。
攝影師内倉先生只有星期五在綠光+marute。 人像攝影活動"人間図鑑"從14:00開始。
拍攝照片,在現場打印送交。
照片以他的作品風格拍你。 在18:00有演講活動。
關于照片一起聊聊吧! ーーーーーーーー

- 2016年10月1日
光はどこまでも光で、写真は写真でしかなく、紙は紙でしかない。
10月1日 神棚を新しくする。 「天地創造」が本当なら暗闇でカメラの存在はなく、暗闇は暗闇でしかなかっただろう。 そこに「光」ができたから全ての生命体が見え、昼、夜、大地、海、植物、太陽、月、星、魚、鳥、獣、家畜、神に似せた二本足に二本の腕(人間=カメラの誕生)。 画家達による19世紀以前から、光を平面に投影する試みが始まり、 「Un cheval et son conducteur」、1825年ニセフォール・ニエプスが版画を撮影したもので、最古の写真とされている。絵画、版画、彫刻、書道と違い「写真」の歴史はまだ浅い。 僕は今、2000年〜2016年まで16年間(年数は関係ないが)写真芸術をしていて大袈裟で結構だが、歴史を繋ぐ。写真史を学ぶだけでなく、写真表現に挑戦し続ける。 固定された概念「固定概念」は精神年齢を衰えさせるばかりで、 そこから新たに生まれるものはない。富士山を撮り続けて30年は立派だが30年間表現力、思想力が変化しないのは富士山でなく作者のマスターベーションに過ぎない。 だが、そのマスターベーションには、とびっきりの楽しみがある