母さん大晦日です

12月31日 大晦日は母 「おい、けいすけ。チーフはどこいった?」 気がついたら散歩好きな母は、散歩から写真が好きになったらしい。 今までスタジオの専務(今もだが)としてひたすら数字と戦っていた母は写真が好きになった。お仕事の写真以外の写真が好きになった。 毎日のように純粋無垢な「お花畑」「鳥」などなどの写真を見せられる。 僕はあいからわず特に何も言わず、「綺麗やん」しか言わない。 面白いものだ。今、母は少女のような目線で写真を楽しんで撮っている。 クオルティは別として、この気持ちは写真家共通だ。 「あら、内倉さんねぇ。今日は鳥は撮れたかしら?」 「あら、内倉さん、今日はお天気がいいから素敵ねぇ。」 「あら、内倉さん、今日は大きなレンズ持ってますね。」 散歩から母は綺麗な景色ばかり見てきたのだろう。 花、鳥、カエル、四葉のクローバー、イチジク、紅葉、 全く、母は面白い。 作品「分離と融合」より「分離」

Crown Athlete+Shinichiro Uchikura Photographic

12月30日 快晴 心身ともにすべてを美しく磨いていく。 その中でも以前「余計な物は削除し大切なものだけ残す」 と僕はこのアングラFBで記載した。中でも昔から大切にしているのは車だ。 子供の頃から車内で聞く音楽やラジオの切なすぎる音はずっと記憶に残っている。 その車内の記憶は今も鮮明にある。 例えば運転中に夕日がさしこみ流れる曲はブランキージェットシティだったり、 椎名林檎だったり、Yoshikiclassicだったり、バッハの時も。 書斎と車内は、僕にとって作品のインスピレーションの場でもある。 車はただ走るだけだが、見えてくる景色はバチバチと記憶と記録に刻まれる。 刻まれない場合はその記憶をたどり作品に焼き付けていく。 そして、たかが車は走るだけではなく、 僕の機材をずっしり乗せて馬力をガンガンにし、 何処にでも一切遠慮のない顔面フェイスで僕を連れて行ってくれる。 久しぶりに磨き上げた愛車はもう4年経つ。75,000キロ走っている。 昨日かっこよすぎる映画を見たせいか、僕の作品と融合させたくなった。 軽くバットマン気分になった。 ただ走るだけの車はどんな車種でも運転手しだいで、 ヤン車にもなるし、公用車にもなるし、スポーツカーにもなる。 愛していれば、時にはバットモービルの気分にもさせてくれる。 Crown Athlete+Shinichiro Uchikura Photographic

手帳

12月29日 少しの晴れと小雨 小腹が空いたのでチャルメラを食べました。 久々に作ったチャルメラは汁半分のぐちょぐちょ麺のびのび。僕は子供の頃からチャルメラはぐちょぐちょ麺のびのびが好きで、クッキーは少しふやけたクッキーが好き。 さて、今年も終わる。 来年の始まりを準備していく。 昨日からスタジオの大掃除をスタートさせて、 今日は僕の書斎をビカビカにした。 最新作の撮影と、作家活動プラン。 仕事でも新しいプランを来年に向けて考える。 この赤い手帳は僕が大切にしているものだ。 皮を取り扱っているお店屋さんに、 数年前内緒で特別に作ってもらったレッドレザーの手帳カバー。 だいぶ良い感じに味が出てきた。 さて、内倉は過去と現在と共に未来(来年)も内倉であり続けるために、この手帳に必要な物事+私事のみ記載し活動していく。 来年は更に止めようがないブルトーザーみたいに、一気に行こうと思っているんだ。

Santa Claus

12月24日 晴れ。 CITY RAT press. group exhibitionは22日先日から開催。 僕は昨日京都から宮崎に戻り、打ち合わせしてきた来年の活動プランをスタートさせ、 スタジオでスタスタと仕事と作家活動を同時進行でこなす。 今、子供達は眠った。夜中我が家の一角には、毎年恒例の雪だるま、サンタクロース、 そして、過去から未来にドーンと出てきた息子の写真。 今日はクリスマスイブ。妻はバタバタとクリスマスディナーの準備。 僕の町ではキラキラと光るツリーが町に飾られてとても綺麗。 プレゼントを買いに行くと人々はとても慌ただしく幸せそうな笑顔でたくさん。 近所の小さなパン屋さんはケーキを始めたそうだ。 そのケーキときたらまるで甘さを控えていない「これぞケーキ」そう、 ケーキは甘いものなのだから、甘くなくては僕は嫌だ。 つまり、とても美味しかった。そのケーキを家族、スタッフ皆で食べる。 更にチキン、お酒、沢山食べて、サンタクロースのような大きなお腹になる。 ああ、サンタさん。毎年ありがとう。 いや「サンタさーん!ありがとー!」と、大きな声で今年も娘は夜空に叫んだ。 その叫びに至るまで入念な計画を立てていた。 「えー。俺の合図で娘を二階に連れて行き遊んでくれないか。ケイスケは俺が電話したらサンタさんが来たぞー!と叫んでくれ。よっちゃんはサンタ役をして欲しいんだけど後ろ姿だけ数秒見せたら急いで隠れて欲しい。」 このように面倒なお願い事をしていよいよ本番。 僕は玄関外で待機して計画通りサンタは我が家の庭に登場。 嘘っぽくならないように僕は隠れてストロボを遠くから連発させる。

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今年の展示を振り返る。秋の終わりが近づく。 gallery Main新進作家展in台湾「内倉真一郎×横山隆平 Photo Exhibition in Taiwan」 台湾 綠光+marüte gallery。昨年「2015Paris fotofever」Carrousel du Louvreでは「佳子」「肖像&人間図鑑」を展示した。今年10月は台湾に初めて行くことになる。 いつも通りだが観光はバスの中から眺める景色くらい。灰色の建物やディズニーのようなビル、少し離れると住宅街と村、街中は活気で溢れていて車よりバイクが多い。歩行者よりバイクが多い。(多分)そのバイクには恋人同士の二人のり。また家族3人乗りに愛を感じる。 ホテルに着くと日本語が少し話せる親切な方、荷物を降ろし一息つく。そしてギャラリーに作品を展示する。デレクションの中澤氏、ギャラリーオーナーの一心さん、3人で展示作業をする。ひたすら流し続けた曲は多分ほとんど坂本龍一。展示が終え10月時点での「分離と融合」全作品を展示した。隣のドアを開けると横山氏の作品が敷き詰められている。 綠光+marüte galleryはオーナー&建築士でもある一心さんのアイディアで古びた箱を再活用したとても味があるストリート街にあるgallery。同期の川島小鳥(僕はカワシーと呼んでいる)もここで展示したようで、メールで色々と話を事前に聞いていた。素晴らしいgalleryだ。さて、ここで初なのがトークイベントはよくやるんだけど、撮影会は初だ。しかも僕の作品「人間図鑑&肖像」で撮って欲しいと依頼。これは燃えてくる。燃えてくるが「人間図鑑&肖像

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2016 Shinichiro Uchikura PhotoExhibition 4 今年の展示を振り返る。秋の始まり。 「犬の戦士団」がコニカミノルタフォト・プレミオ受賞し、新宿コニカミノルタプラザギャラリーAにて個展開催した。年初めに連絡があり、非常に嬉しく、素直に嬉しかった。 作家のAランクの一つであるプレミオ。個展が開催できる、考える必要はない、「犬」を新宿に走らせる。KG+、瀬戸内、そしてこの正念場が9月にSTARTした。 相当な明確さと細さの展示レイアウトを作成していたが、搬入作業の際にはガラリと変えた。現場をこの目で見て、空気を感じないとやはり出来ない。プロの照明マンとフレームの方々、コニカミノルタの方々、開催前の夜まで展示作業をする。「なんて楽しいんだ!」これしかなかった。僕にはこれしかなくて、これが全てだろうと実感する。 犬達は今度は額装される。椅子も全て外し、スポットライトのみにして蛍光灯は全て消した。ヌメッと浮かび上がった額装された犬達、ガラス越しに僕が映り込む。それだけで十分だった。また病気が始まる「この我が城に誰も入るな」だが展示はもちろんSTARTし、沢山の方々の目に止まる。見せることこそ本質だ。僕は、ぼーっとその方々を見ながら「ああ、見てる、見てるなぁ」と当たり前のことを思っていた。知人の方々、友人、沢山来て下さった。日本写真協会さまからインタビューされ疲れはしたが、充実した疲れ。年度賞は来年決まるんだけど、そこは問題ではない。 僕が開催した9月。開催前に驚く連絡。内容はほとんどの写真家は知っているだろう。長年文化支援して下さったコニカミノルタギャ

2016ShinichiroUchikuraPhotoExhibition3

2016 Shinichiro Uchikura PhotoExhibition 3 今年の展示を振り返る。夏の終わり。 日本写真映像専門学校60周年「SHASEN Art Festa」内倉真一郎写真展&講義開催。​「スナップ写真の可能性+知る=撮る=見る=見せる=知る」​について。 母校の周年事業 SHASENArt Festaは、瀬戸内の夏とほぼ同時開催だった。この展示も「犬の戦士団」で開催予定だったが急遽予定を変更し、「分離と融合」から、見るものが凄まじく見ていて嫌になるものを巨大にプリントして展示した。 SHASENArt Festaは、それぞれの卒業生で構成され、コマーシャル、ブツ撮り、ファッション、現代アート、写真作家をゲストに招き、各教室で個展を開催し講義を同時開催するという面白い企画。展示作家は僕が学生時代に学ばせていただいた著名な先輩方。特に今でも強烈なのはバリバリ現代アート桑島氏だ。桑島先は、、、///スラッシュ。話が長くなる。やめる。 さて、この写真展は展示レイアウトと一緒に作品を郵送したんだけど、とても暖かい思い出は00先生から送られた写メで学生が僕の作品を間近で見ていて、学生が展示してくれたことだ。また、同時開催で今年の講義は5月と7月に分けて、「24時間写真家でいること」5月)「スナップ写真の可能性+知る=撮る=見る=見せる=知る」7月)について4時間ほどの講義を開催した。 シンプルに毎年、学校で教えていることは、 「撮り続けること=24時間写真家であること」 「遠慮しないこと、身近にいる評論家並みの校長に見せること」 これくらいだ。これくらいだけど

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今年の展示を振り返る。春。 2016年5月KYOTOGRAPHIE+galleryMain 企画展 「“ 犬の戦士団 ” 」 数ヶ月間の短期間で一気に撮影したシリーズ。 「やあ、クールな被写体が目の前にいるじゃないか」それは、ただの犬で撮影者の私もただの人間。ただの犬とただの人間の個性と個性がぶつかり合い果たしてどちらが撮らされるのか、撮るのか(狩るのか、狩られるのか)いつだってどこだって僕の作品はいつも自分自身を表している。それはそのはずだ、僕はただの人間でありカメラを手にしたらただの人間を表現していくのだ。それはただの紙切れに。 その紙切れに焼き付けられた犬達は最も今、振り返っても、BOOKを見ても、生き生きとしている。京都国際写真祭の大規模なphotoフェスで僕は迷わずこの犬達を発表したかった。 超大型プリントされた巨大化した犬達はそれは実際に展示会場を見ないと決して分からない美しさがあった。僕はその展示を見て涙を少し我慢する。 この場所に誰も入れたくない。そのような我が城=個展は他者に見られる行為によって更に羽ばたいていく。春の美しい思い出。KG+ ・gallery Main代表+写真家 中澤有基氏より。「彼は犬を飼った事がないそうだ。 写真家/写真/世界がそれぞれ別の位相を呈するものだとすると、内倉真一郎はすべてのシリーズを通して生粋の写真家を生きていると言える。人を犬を街を、その被写体がもつドキュメントとしてではなく、それらが持つオーラと自分のイメージに融合させ、現実から異相を貪欲に引きづりだし写真作品へと結実させている。 今作、犬の戦士団もまたまさにそれであり

酔っ払ったviolinist

12月5日 暖かい日差し。 今日は呑んでいる。明日、早朝から出張なんだけど、呑んだ。まるで全部受け止めてやるくらいの気持ち。だけど呑んでいる量は、ほんの少しだ。僕は作家仲間、または気の合う仲間でないと絶対に飲まない。昔は呑んだというか、無理やり逃げるように呑んでいた時代がある。 まあ、なんて美しい女性でしょう。宮本笑里「for」Johann Sebastian Bach「Concerto for Two Violins and Strings, BWV1043」を聞きながら、バッハはジブリ映画に出てきそうな「もふもふしたパン」のようなヘアスタイルだなぁ。。相変わらずチクタクと針は続くのだが、酔っ払ったviolinistのように、右へ左へふらふらとしながら、ある展示レイアウトと、ある展示のセレクトと、ある最新作のコンセプトと徹底的に向き合っている。 おい。そこのviolinist。今日はスコンと飛んじゃったわ。//////////スラッシュ。 return 「パパ、ベーとーべんって人の曲をするの」保育園の音楽祭にどうにか行ってあげられる事ができ、僕は自分でよかった。と、思っている。仕事上バタバタと賑やかな日は、祝日だ。祝日に合わせて保育園のお祭りなどあるので、なかなか行く時間はかなり困難だ。でも、時間に追われるというのは僕は好きな言葉だ。5分の仕事があるなら僕は4分ですませるように構成力、行動力、実践力、準備が9割、シャッターは1割。決して雑にはしないし、ダラダラもしない。ここに関しては、ビジネスの写真も、作家としての作品も同様だ。 ところでLudwig van Beethove

チクタク

12月1日チクタク日和 チクタク。針が進むのを黙ってジッと見ていた。ありがとうと言い、必要な物だけ残した。チクタクはその一つ。私が私であるための、私であり続ける、私の、環境作り。もしくは新しい私の、私創り。前回同様、今、僕は、短期間集中の新作を作成中だ。余分な物事が起こったとしても、針はチクタクと進んで行く。 あ、僕は「、」が、とても多い。今日はさらに多い。あ、ケーキドーナッツを食べるか、どうか、とても迷っている。今、隣にいる。このケーキドーナッツは、昔から格安である「あれ」だ。「あれ」のチョコ風味かスタンダードか、わざわざ二種類あるんだけど、どちらから食べるか迷う。「口どけの良いなんちゃら。。」と記載されている。わかっている。その口どけの良さはわかっている。このケーキドーナッツ10年ぶりに買ってみた。僕が独立時代の腹ペコを満たしてくれる正義の味方の一つだった。もう二度と、食べたくないと思っていたのは「ペヤング大盛り」「鍋(もやしのみ)」「スティク某のパン」そして「ケーキドーナッツ」だ。/////////スラッシュ。僕は何が言いたいのだろうか、この時間にもチクタクは動き続ける。 コンビニの駐車場で缶で育て上げられた缶コーヒーを飲んでいると、ヘルメットにスーツ、マウンテンバイクに、聖書。「少し時間をください。あたなが必要なものは何ですか」この町にもこのような「ナンパ」といい風に言っておこう。あるのだ。今、必要なのは熱い缶コーヒーを飲むことだ。見て分かるはずだ。僕はチクタクを気にしながら、「天地創造は本当でしょうか」と逆に質問した。天地創造を知らない聖書を持ったマウンテンは帰って行

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