I Need To Be In Love

2017冬 − 居なくなった犬へ Letter− 大きな公園の近くに品揃えはほとんど駄菓子の小さなスーパーがあり、そこを曲がり真っ直ぐ行くと池に辿り着く。池にはアヒル、亀、鯉、そしてよく人間がジョギングしている。その池の横に僕の家はある。コンビニの明かり、車の騒音、何もない。静かな住宅地。この場所に家を建ててからは、朝は池から照らされる光があり、夕方は夕日がある。 その光に逆光で神々しく歩いてくるのはご近所のおば様。毎朝ウオーキングをしている。早朝、娘を保育園に連れて行くのだけど、「あら、おはよう」と、おば様はご挨拶をしてくれる。娘はいつも小さな笑いをこらえている。「パパまたやね。。。」と一言。そう。そのおば様のウオーキングは、後ろ向きに歩くのだ。手法が後ろ歩きまたは逆歩きなのだ。ただでさえ朝日、逆光で神々しく歩いているのに逆歩きまでしてくれるのだから、毎朝が新鮮で楽しくなる。 逆歩きのおば様に挨拶をし、保育園に向う途中には「飼いならされた犬達」=飼い犬が沢山いる。テキストにもあるが、僕は犬を飼ったことがない。戦士団にされたご近所の犬を久々に覗きに行くと入居者募集となっていた。そうか、引っ越したのか。少し寂しい。その犬に僕はライオンにも似た美しさを感じた。その犬にはいつも美しい池から照らされる光があった。今、どうしているのだろうか。そんなに深刻に考えてはいないが、その犬は僕の作品になりYPコレクションもされ、永遠になっている。 ところで永遠なんだけど、多分永遠に名曲だろうI Need To Be In Love/ CARPENTERSを久々に聞くと聖者の行進を思い出した。あのセ

写真家 横山 隆平「8分19秒」

「日々を飽く迄、踊る、突き抜ける青空のような怠惰。」 コソコソ僕は毎日見ているブログ。「8分19秒」そして今回は「ぐんぐん」 とっても素敵ですのでオススメのブログでございます。 http://yokoyama.blog.houyhnhnm.jp 画像は、写真家 横山隆平氏のブログより抜粋。

その情熱とクソ度胸を永遠に焼き付ける

"桑原史成氏「また、20歳の日本人男性、内倉真一郎さんは、屋上に写真を並べてと、と。とにかく自由奔放だろ思いました」 細江英公氏「20歳ですからね。この人がこれからどういうふうに育っていくか、非常に期待を持って見たいと思います。」" ー清里フォトアートミュージアムYP図録2002年6月24日P16,P17文章より抜粋。ー 今、35歳の僕はとても懐かしく、美しい思い出の図録を見ている。 年齢制限35歳まで。20歳から応募し続けた清里フォトアートミュージアムYP。 作品「犬の戦士団」がコレクションされ2017年3月18日(土)~6月18日(日)まで清里フォトアートミュージアムでコレクション作家の展示が行われる。 2002年「私は自分に恋をした新しく産まれる自分に」2003年「震える瞳」2008年「Parasite」2012年「人間図鑑」そして2016年「犬の戦士団」  清里フォトアートミュージアム(清里写真美術館)ヤングポートフォリオ作品永久コレクションは振り返れば合計19点作品所蔵していただいた。 写真家に限らずあらゆる作家の着地点は無いと僕は思っているのだけど、区切り、分岐点は必ずある。その中でも写真作家としてSTARTに始まり、STARTで終わるのはこのYPだ。写真美術館が世界上の写真家の作品を応募しコレクションする、このようなユニークなスタイルは他の美術館からしてもそう無いと思う。 学生時代から応募した理由はとても単純。尊敬する写真家に見てもらえて、もしかしたらコレクションされたらラッキーじゃないか。これだけの理由。その尊敬する写真家は誰なのか、学生時代暗

清里フォトアートミュージアム YP作品所蔵決定

清里フォトアートミュージアム YP「犬の戦士団」作品6点永久所蔵。 選考委員:張 照堂 氏(台湾)、北島敬三氏、細江英公氏(館長)。 日本/台湾/マレーシア/ラトビア/ウクライナ/フランス/チェコ/フィンランド/オランダ/ポーランド/ロシアまで、11カ国の25人の写真家が作品コレクションされました。 【2016年度ヤング・ポートフォリオ(YP2016)】 ・Young Portfolio Acquisitions 2016 ・会  期:2017年3月18日(土)~6月18日(日) ・休 館 日:毎週火曜日、但し5月2日(火)は開館、 3月17日(金)までは冬期休館 ・開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) ・公開レセプション+アーティスト・トーク:5月27日(土)14:00〜16:00 ※詳細はこちらをご覧下さいませ。  HP 清里フォトアートミュージアムHP http://www.kmopa.com/yp_entry/

ローマ帝国

甘ったるいソイラテはLarge。 気分転換にタリーズに来たところ「やっぱりここはローマ帝国、分かる分かる」と、ナイキの帽子にマフラーを巻いた相当ロックな、おいさんが喫煙コーナーに今、来た。 「ナウ」と言えばいいのだろうか。そのおいさんは甲高い声で笑いながら、一服し今/ナウ/出て行った。注文をした形跡はないが、このように書斎を出るとなんとも面白い物事がある。 小さな町のcaféはやはりお知り合いの方に会う「あら、内倉さん」「あ、今日は定休日なので」ほのぼのした会話をしながら、小さな町incafé物語になる。飲みきったので、「本日の珈琲」を注文しに行ったところ、ローマ帝王は外で優雅にホットケーキと、アイスコーヒーを召し上がっていた。もう帰ったと思ったのに今度は外にいた。定員さんのKEBINは丁寧な口調で日本語がとてもお上手。 さて、今/ナウ/「本日の珈琲」を待っているのだが、今日はとても美しい曇り。僕はPISゲリラをやり、ここを出たら海に行く。爆音でバッハを聴きながら作品を想う予定だ。今日は素敵な定休日。本日の珈琲はお持ち帰りに変更した。 そして今、「じゃあ内倉さんさようなら」と言われる。 /ナウ/休みはエネルギーが溜まる溜まる 作品「犬の戦士団」より一枚抜粋「鎖は解き放たれた」

私はこんなに悲しいのだから誰か分かって

さて。なんだか久しぶりの更新のような気がする。年末、元旦からあまりにも凄まじい出来事がありすぎた。全て立ち向かい、終わらせた。別に愚痴でもなんでもない。あくまでレア更新の拙いレア文章だ。 SNSは愚痴、僻み、嫉妬、そして「私はこんなに悲しいのだから誰か分かって」これが僕が思うSNSでの多重人格とも言える世界だ。否定しているわけではないが、きっとそうだろうと思う。だから僕は可能な限りそれとは真逆の文字をカチカチと打ち込んでいる。 集中して新作を撮りながら、過去の作品を蘇らせる、または継続に向かって制作をしている。僕も僕でたまには頭がぐるぐるしすぎてわからなくなったりするのだけど、アクセルとブレーキのかけ方は無難な方法として知っている。だが無難は嫌いだ。生きている以上、ひたすらアクセルで突っ走るのだ。大好きな音楽と、趣味まで写真という平凡な脳と、かすかな脳と共に。 そういえば今日は、シジミ汁に初めて脳を使った気がする。滅多にお酒を飲まない僕は、珍しく二日酔いになり「シジミ汁」をコンビニで購入した。そのシジミ汁ときたらシジミがまるでない。いや、いいじゃないか別に。でもシジミがない。なんとかエキスで二日酔いが改善されるらしいのだけど、ほんの少し効果があった。 シジミ汁を飲んだら唐揚げが食べたくなって食べたら「しまった」という気分。 そんなところだろうか。 SNSシジミ汁による愚痴。 またはシジミ汁を分かって文章。 作品「犬の戦士団」より一枚抜粋「鎖と影」

−君の口びるが「さようなら」と動くことがこわくて下を向いてた。−

Charles Camille Saint-Saëns,を聞きながら思っていました。 初の日の出の光は、息子「光紀」に暖かくあたり、見ている人々に、眠っている人々に、植物に、昆虫に、お魚さんに、動物に、家に、道路に、雲に、すべて光があたるその美しさは、特に写真にする必要は僕にはなく、ただ「写真は光で出来ている」この当たり前のフレーズと共に僕はひたすらに新作を撮っている。 「光を知るには闇を受け止めなさい。」このような文章を僕は、息子が大人になった時の為に現在、文章と作品で残している。昨年、世界中でおきた様々な悲劇や、日本では熊本大震災。それだけでなく全ての悲しい出来事。僕は政治家でもなんでもないのだけど、ただそのように思いながら光をありがたく浴びた元旦。 半熟卵のような日の出は、ゆっくり出てきて、 もしこれが目玉焼きなら美味しいだろう。 いや、目玉焼きにはマヨネーズがないと////////スラッシュ    space return  話が飛んだ。戻す。 海にあるいつもの猫屋敷は今年もただの猫屋敷で、 僕の住む町は変わらずただの町で、 いつものように車内で「イルカが聞きたいパパ」と連発され、 朝からイルカを聞きながら保育園に連れて行く。 −君の口びるが「さようなら」と動くことがこわくて下を向いてた。− 同じフレーズを何度も歌う娘と僕は運転しながらピアノの役。 そのようにいつもの物事が、いつも通りの幸せを感じながら、 僕は写真と共に全てを記録していくのだろう。 きっとそれはこの画像にあるように、娘と海で集めた貝殻をパシャっと記念にとるように。 ごく自然に、今年も内倉が内倉であり続け

「BABY」

2017Photographer Shinichiro Uchikura Photo Exhibition 「BABY」 最新作「BABY」よりTOP一枚抜粋。

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