NEW JAPAN PHOTO 5"BABY"

日本の若手写真家106名をまとめた書籍「NEW JAPAN PHOTO 5」に、 作品"BABY"が掲載されています。 「NEW JAPAN PHOTO5」 仕様:A5サイズフルカラー、上質紙、英語版 発売日:2018年 発行部数:3000部 ページ数:150P 販売定価:3240円(税込) ・Amazon https://www.amazon.co.jp/NEW-JAPAN-PHOTO-EINSTEIN-STUDIO/dp/B0794MC79S/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1516850763&sr=1-3

三割増しの世界

数日前から空=上ばかり見上げている。つい最近までは新作で下=地面ばかり見ていたのに、下と上の交差する部分の頭の切り替えをする必要もなく、カメラを切り替えている。望遠レンズとマクロレンズ。空を見上げてカメラを持つのは上のほうの夕方だ、ゴーっと飛行機雲が夕日と月の間に通り過ぎていく。また、木の枝に何の花だかわからないが、したたれ落ちる花など...とても遠くから撮る。いわゆる風景というのをBABY完結に向けて撮影している。心にすっと入ってきているから自然に撮れる。そして新作の下の方は繰り返しのライフワークのようになってきている。これは来年には発表できたらいいと思っている。500点にしてセレクトして100点のシリーズになるはずだ。 ところで僕は今日、転んだ。深い意味もなくただ撮影中に転んだ。机の角に頭をぶつけ血が出た。バンソーコで処置するだけで治る程度の傷だ。しかしその後、また今度は階段で転んだ。まったく、なんだろう。どれだけ転ぶのか。目の上に出来た傷を見ると、ある言葉を思い出した"みんな自分の神話を作りたがる時代です。SNSは三割増しの世界。試しに僕も斜め45度から自撮りしたんです"そんな言葉を思い出した。僕もそのように傷ができたからなのか、ひどいものだ。スマートフォンの機能の補正をしてもひどいものだ。そんなことをふと思い、そして空を見上げてまたカメラを持つ。そしてまた、水曜日は休みだから下も見るだろう。 ただひたすらに撮る行為は、ひたすらに生きることに繋がり、僕はますます突破口を探している。 ・ 今日の画像は犬。これまた安くで売っていたものだから購入。 3月は台湾のWFD

これでBABYに決着をつけるんだ。僕はそう思っていた。

宮崎の僕は薄着のままEMON PHOTO GALLERYに向かった。驚くほど寒かった、それはそうだろう。気が付いたら気温や着替えなど何も考えずに行ったのだから。公開審査の前夜、僕は沢山の食事をとった。そしていつもより沢山のチョコレートも。東京は久しぶりでもないのに、7年間も住んでいたのに、広尾に着くなりそわそわする。そのそわそわは緊張感だろうか、僕が普段感じている心地よい緊張感ではなく、緊張しかない緊張感だった。公開審査の朝、集合時間より無駄に早く着きすぎて余計に寒くなる。でもガラス越しに僕の作品をじっと見る時間ができた。その時間ほんの15分、そしてタバコを2本。なんだか幸せな気分だった。 集合時間になりファイナリスト7名の作家が揃う。搬入の時とはまた違う表情だった。もちろん僕もそうだろう。それでも笑顔で挨拶を交わす。同じ仲間そしてライバルとして。時間が近づくにつれ審査員と一般の皆様が集まる。いよいよ始まるんだな、これでBABYに決着をつけるんだ。僕はそう思っていた。プレゼンテーションが始まる。プロジェクター、暗記、ノートなどやり方はそれぞれで、みんなしっかり準備をしていた。僕は6番目でファイナリストそれぞれがプレゼンしていく姿を不思議な気持ちで見ていた。それは勝手にも頑張れ!そう思っていた。そして不思議とプレゼンが終わると皆が自然に握手を交わしていた。なんだか気持ちが綺麗になってくる。でも、僕の出番が近づいていくと急に寒くなり、気分が悪くなってきた。どうしてだろう、緊張することなんて今までないのに、なんでこんなに緊張しているのだろう。スタッフの方は優しく、ここにいたら暖か

常識を疑い、信念という狼煙を大真面目に上げる

7th EMON AWARDの展示作業で東京に日帰りで行ってきた。羽田空港に到着後すぐに現地に向かい、EMONスタッフ皆様のご協力で無事に展示ができた。僕はなかなか疲れやすいのか、着いた時にはもうゼーゼー言っていた。そして、ファイナリストの作家さん達と少しの挨拶とお話し、作品も見た。ここでもまた素晴らしい出会いを感じた。改めて写真家であること、ファイナリストに選ばれこの出会いのチャンスを光栄に思った。 僕は個展とは別の発表の場として、Nikonユーナ21/Canon写真新世紀/コニカミノルタフォトプレミオ/清里フォトアートミュージアムヤングポートフォリオ、その他....様々なコンペディションに自分の作品、我が子を抱えるように挑戦してきた。どれでもではなく、目的を持って挑戦してきた。賞を受賞したら終わりではなく、その後に続く活動こそ作家が作品に対する「写真家はもっと自分の写真を責任を持って発表しなければならない」そんなこと思っている。だって自分の作品を自分が愛さなければ誰にも伝わらないのだから。だからこそ自信と揺るぎない信念を持って僕は再びコンペディションに応募した。そしてファイナリストに選ばれた。 "常識を疑い、信念という狼煙を大真面目に上げ、周りでなにか事件が起ころうがおかまいなしで没頭する。純心を絵に描いたような大バカ作家と、どうしたって私は出会いたい。" 胸が熱くなる素晴らしい言葉を見て僕は震え上がった。応募せざるえない。様々な素晴らしいコンペディションの審査員がいる中でも、僕はこのストレートで燃え上がるような言葉を初めて見た。写真家はコンペディションに対して深

IMA ONLINE

​IMA ONLINEにて7th EMON AWARDプレゼンテーション展を紹介してくださっています。 ​ HP:https://imaonline.jp/news/exhibition/20180209-5/#img1 ​​ FB:https://www.facebook.com/imaonline.jp/

7th EMON AWARD 展示風景

7th EMON AWARDファイナリスト7名によるプレゼンテーション展が開催。 会期:2月9日(金)-16日(金) 11:00-19:00 公開審査&結果発表:2月17日(土) 10:30-15:30 ※1人(組)20分程度のプレゼンテーション。 質疑応答&審査。当日午後グランプリ結果発表と受賞パーティーを開催。 EMON PHOTO GALLERY 106-0047 東京都港区南麻布5-11-12,togo Bldg.B1 TEL :03-5793-5437 / FAX 03-5793-5414 MAIL:emon_photogallery@emoninc.com HP :www.emoninc.com

たかが18年、そして18年

"青春が消えていく、でも情熱はいつまでつづくの" 懐かしいな、いい曲だよな。音量を大きくしてタバコを吸い、ひたすら車を運転してた。車の窓を少し開け差し込む日差しはとても暖かくて少し眠くなる。外に出ると空は雲ひとつない青空。風はビュービューと冬の冷たさを感じる。今、僕が撮り始めている新作はどのような着地点に行き着くのだろうか、相変わらずそんなことを考えながら、作品を週に一度の休みの中で撮る。一息つき少しの達成感に浸り、夜、作品を見ると同時にステータメントも固まってくる。僕の作品はほとんどそうなんだけど、漠然とした感覚/感情と共に撮りながらステータメントを作り上げていく。新作をPC上で数枚並べたら自分で自分が少し恐くなってしまった。だが、それこそ立ち向かうところだと思っている。死を見つめることは最も生命の、いや究極の目線だと思っている。 それにしても年数の問題ではないが、僕は気がついたら写真作品を初めて18年になる。様々なチャンスをいただきながら今があり、更に作品を発表することに集中している。たかが18年、そして18年の間で写真の世界はとても大きく変化してきている。様々な著名なメーカーによるコンぺはなくなり新しく現れるコンぺも。もちろんコンぺはただ出すのではなく、しっかりと見極めて挑戦する。意味と目的がしっかり自分に当てはまるかで決める。それで認められるのであればそれは作家にとって励みにもなる。また、古臭い言葉を使うとアナログからデジタルに移行するのも見てきたし経験もしてきた。そしてそれは技術と感性の両方の移行も。その中で写真家だけでなくキュレーター/評論家/ギャラリストの方々

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