写真家 海老原祥子
8月6日(土)晴れ。

関西写真家浜中さんから(大好きな写真新世紀仲間)
からメッセージが届く。
「内倉さん、海老原さんが宮崎に撮影に行くんだけど。。」
写真家海老原祥子といえば、
2013写真新世紀優秀賞作品の「記念写真」
http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/gallery/2013/shoko_ebihara/index.html
同時期に僕も写真新世紀3回目の佳作受賞し、
レセプションで少しの面識はあった。
海老原さんの作品は、全く新しい手法のセルフポートレート。
デジタル化した現代で、記念として写真屋さんに
お願いする事も少なくなってきた、
修学旅行、観光スポットで集合する「あれ」だ。
「あれ」は、集団で撮影するんだけど、一人で写っちゃう面白さ。
この作品は観光地専門の写真屋さんが撮影しないと(手法でいうと)成り立たない作品。
海老原さんに聞くと、写真屋さんからはデータをもらえない場合があり、
プリントだけの時がある。なので、凄いことにエディションが1なのだ。
基本、写真芸術にはあまりない素晴らしさ。
事前に来ることは知っていたが、
「もうすぐ、高千穂です。撮影現場をドキュメントしてほしいんです」と。流石。急。
だが、海老原さんのセルフポートレートでもある「記念写真」は、
どんな現場で産まれるのだろう?
とても興味があるし、写真新世紀仲間だ。
東京から一泊二日で来てるし、キチンとしたい気持ちもあり、車を少し飛ばし高千穂。
現地に到着すると写真屋さんが1時間遅れるとのことで、
帰りの飛行機の時間を計算すると時間がない。
時間はないが、高千穂の「神様」←海老原さんなりの呼び方。
神様が暑そうに「誰か一緒に、記念写真撮ってくれ!」
オーラがガンガン。
「神様と一緒なら更に面白い」と、海老原氏。
そこから写真の神様が、うまいこと舞い降りてきた。
僕が依頼された役目は、海老原さんと写真屋さんとの行歩。
動き、目線、緊張、興奮、「作品が誕生する現場」を記録する役。