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麗子像


「佳子について。 すぐに大正期の岸田劉生の絵画「麗子像」を連想した。 けれども「佳子」はいま現在を生きる存在で、様々な場面に唐突に姿をあらわす。 そのギャップが色彩や化粧を使って巧妙に演出され、写真という「事実/記録」が虚構に反映するギリギリのところで、うまく「作品」に落とし込んでいる。」

Canon写真新世紀

美術評論家 椹木野衣評論

作品「佳子」より一枚抜粋