甥っ子は涙をこらえていた

November 8, 2016

11月8日 曇りのち晴れいやほぼ晴れ。

 

 

この子に何を伝えよう。そんな事をずっと思っている。

11月6日に息子が産まれた。いつの間にか僕は2人の子供に恵まれた。

4歳の娘はいつも間にか一眼レフを持ち写真を撮ったりしている。

驚くが、本当。決して強制的にはさせていない。

 

娘も、息子も、自由に飛び回ってほしい。僕が今見ている世界はまだまだほんの一握りの世界しか見ていないだろう。だから僕も沢山「観る」行為をする。

子供達には僕のわがままだけど、僕が最もしたかったこと。

 

高校でたらパリに住んでほしい。とびきりのアートに触れて、日本に帰ってきてほしい。

など、ホットミルクを飲みながら打ち込んでいるただの親バカがここにいる。

 

それにしても、どうしてこんなに「命」は美しいのだろうか。

今日。姉から「クロミが死んだから手伝ってほしい」とお願いされた。

クロミは7年間ほど生きてきた、それはそれは甥っ子が大切にしてきた黒猫だ。

 

どこに埋めようか聞いたら川付近がいいとのことだった。

その川の目の前には甥っ子のサッカー練習場の目の前だった。

ここならいつでもクロミは甥っ子を見れるし、甥っ子も頑張れるだろう。

 

特に甥っ子には話していないが一言だけ、

「埋めておいたよ。わかりやすいように沢山の石とお花を植えたぞ。」

と。伝えた。無口な中学二年の甥っ子は涙をこらえていた。

涙を求めていたわけではない、伝えただけだ。

その自然な行為が最も甥っ子が美しく感じた。

 

姉は段ボールにタオルだけというシンプルすぎる状態で運んできたものだから、

60cm程掘って布団の代わりに猫じゃらしをたくさん敷いた。

そして出来るだけ石のない土を集め沢山かぶせ、すぐそばにある花を根っこから抜き、

植えて、甥っ子がわかるように、そして蝶々や、虫などが集まりやすい楽しい空間を石ころなどで作った。

 

2日前に息子が生まれ、本日猫が亡くなり、命の連鎖、

すべての生命体の生と死はとても美しい。

 

作品「震える瞳」より「鳥」一枚抜粋。

 

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