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チクタク

12月1日チクタク日和

チクタク。針が進むのを黙ってジッと見ていた。ありがとうと言い、必要な物だけ残した。チクタクはその一つ。私が私であるための、私であり続ける、私の、環境作り。もしくは新しい私の、私創り。前回同様、今、僕は、短期間集中の新作を作成中だ。余分な物事が起こったとしても、針はチクタクと進んで行く。

あ、僕は「、」が、とても多い。今日はさらに多い。あ、ケーキドーナッツを食べるか、どうか、とても迷っている。今、隣にいる。このケーキドーナッツは、昔から格安である「あれ」だ。「あれ」のチョコ風味かスタンダードか、わざわざ二種類あるんだけど、どちらから食べるか迷う。「口どけの良いなんちゃら。。」と記載されている。わかっている。その口どけの良さはわかっている。このケーキドーナッツ10年ぶりに買ってみた。僕が独立時代の腹ペコを満たしてくれる正義の味方の一つだった。もう二度と、食べたくないと思っていたのは「ペヤング大盛り」「鍋(もやしのみ)」「スティク某のパン」そして「ケーキドーナッツ」だ。/////////スラッシュ。僕は何が言いたいのだろうか、この時間にもチクタクは動き続ける。

コンビニの駐車場で缶で育て上げられた缶コーヒーを飲んでいると、ヘルメットにスーツ、マウンテンバイクに、聖書。「少し時間をください。あたなが必要なものは何ですか」この町にもこのような「ナンパ」といい風に言っておこう。あるのだ。今、必要なのは熱い缶コーヒーを飲むことだ。見て分かるはずだ。僕はチクタクを気にしながら、「天地創造は本当でしょうか」と逆に質問した。天地創造を知らない聖書を持ったマウンテンは帰って行った。

僕は今、「ナンパ」と言ったがナンパに憧れがある。バブル時代のナンパだ。バブルの日本を実際に経験していないんだけど、映画や、本などでその時代を知るとなんて素敵なんだろう。ナンパの仕方も「お茶でもしませんか?」から始まる純粋なナンパ。紫色のダブルのスーツにギバちゃんカット。車はスカイライン、タクシー止めるのに一万円を振りかざす。あ、特に憧れていないと今わかった。

さて、作品に取り掛かる。チクタク。

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