2016ShinichiroUchikuraPhotoExhibition1

今年の展示を振り返る。春。

2016年5月KYOTOGRAPHIE+galleryMain 企画展 「“ 犬の戦士団 ” 」

数ヶ月間の短期間で一気に撮影したシリーズ。

「やあ、クールな被写体が目の前にいるじゃないか」それは、ただの犬で撮影者の私もただの人間。ただの犬とただの人間の個性と個性がぶつかり合い果たしてどちらが撮らされるのか、撮るのか(狩るのか、狩られるのか)いつだってどこだって僕の作品はいつも自分自身を表している。それはそのはずだ、僕はただの人間でありカメラを手にしたらただの人間を表現していくのだ。それはただの紙切れに。

その紙切れに焼き付けられた犬達は最も今、振り返っても、BOOKを見ても、生き生きとしている。京都国際写真祭の大規模なphotoフェスで僕は迷わずこの犬達を発表したかった。

超大型プリントされた巨大化した犬達はそれは実際に展示会場を見ないと決して分からない美しさがあった。僕はその展示を見て涙を少し我慢する。

この場所に誰も入れたくない。そのような我が城=個展は他者に見られる行為によって更に羽ばたいていく。春の美しい思い出。KG+

・gallery Main代表+写真家 中澤有基氏より。「彼は犬を飼った事がないそうだ。 写真家/写真/世界がそれぞれ別の位相を呈するものだとすると、内倉真一郎はすべてのシリーズを通して生粋の写真家を生きていると言える。人を犬を街を、その被写体がもつドキュメントとしてではなく、それらが持つオーラと自分のイメージに融合させ、現実から異相を貪欲に引きづりだし写真作品へと結実させている。 今作、犬の戦士団もまたまさにそれであり、飼われている犬の中にある野性(そもそも犬のDNAに野性が残っているか疑問)を引きづりだし、内倉のイメージを掛け合わせ生まれた写真郡である。その写真は内倉真一郎そのものであり、そのイメージはシンプルで強く、分かっていてもそのエネルギーに惹き付けられ目が離せない。

・写真家 横山隆平氏より

「彼は自らの世界に引き込むすべを知る者である。あるいはそういったものを才能というのだろう━━。」

●KG+galleryMain 企画展 内倉 真一郎最新作写真展「“ 犬の戦士団 ” 」

Uchikura Shinichiro photo exhibition

galleryMain 5月17日 (tue.)ー5月22日(sun.)