2016ShinichiroUchikuraPhotoExhibition6
今年の展示を振り返る。秋の終わりが近づく。

gallery Main新進作家展in台湾「内倉真一郎×横山隆平 Photo Exhibition in Taiwan」
台湾 綠光+marüte gallery。昨年「2015Paris fotofever」Carrousel du Louvreでは「佳子」「肖像&人間図鑑」を展示した。今年10月は台湾に初めて行くことになる。
いつも通りだが観光はバスの中から眺める景色くらい。灰色の建物やディズニーのようなビル、少し離れると住宅街と村、街中は活気で溢れていて車よりバイクが多い。歩行者よりバイクが多い。(多分)そのバイクには恋人同士の二人のり。また家族3人乗りに愛を感じる。
ホテルに着くと日本語が少し話せる親切な方、荷物を降ろし一息つく。そしてギャラリーに作品を展示する。デレクションの中澤氏、ギャラリーオーナーの一心さん、3人で展示作業をする。ひたすら流し続けた曲は多分ほとんど坂本龍一。展示が終え10月時点での「分離と融合」全作品を展示した。隣のドアを開けると横山氏の作品が敷き詰められている。
綠光+marüte galleryはオーナー&建築士でもある一心さんのアイディアで古びた箱を再活用したとても味があるストリート街にあるgallery。同期の川島小鳥(僕はカワシーと呼んでいる)もここで展示したようで、メールで色々と話を事前に聞いていた。素晴らしいgalleryだ。さて、ここで初なのがトークイベントはよくやるんだけど、撮影会は初だ。しかも僕の作品「人間図鑑&肖像」で撮って欲しいと依頼。これは燃えてくる。燃えてくるが「人間図鑑&肖像」は僕が完全にグッときた被写体だけ撮影してきた大判プリントシリーズの作品。誰が来るかもわからない状態で、一人目の方が来て気がついたらもう夜だった。多分全神経使いすぎて最後には、くたばっていた記憶がある。台湾ビールが美味すぎた。
もちろん、展示の感動もあるが、今回は初対面で出会っていきなりポートレートしかも作品として。ここがとても緊張したし、(もし人間図鑑にならなかったらどうしようと・・)だが、結果いいポートレートが撮れた。撮影に来てくださった方々はある程度僕の作風を見てくれていたので、笑顔のカットはない。逆に笑顔の素敵な写真を希望した方には、シフトチェンジして撮影した。その場で撮影し、レタッチし、データを中澤氏に渡し、プリントが出てくる。また台湾恋しくなってきた。また様々な人を今度は100人撮りくらいしたいくらいだ。思い出がたくさん、素晴らしい秋の台湾。
・DMより抜粋→「gallery Main新進作家展による、中澤有基氏ディレクション企画展です。宮崎の写真家 内倉 真一郎×東京の写真家 横山 隆平による、モノクロで街を鋭く切り取る2名の写真家が都市のスナップを展示します。彼らが捉える光と影は懐かしく新しい。」
・gallery Main新進作家展 デレクション中澤有基
「内倉真一郎×横山隆平 Photo Exhibition in Taiwan」
・gallery:關於綠光+marüte
・日時:2016年10月7日(金)ー10月17(月)14:00~19:00
・10月7日(金)18時トークショー&ポートレート撮影イベント開催
・住所:關於綠光+marüte (台中市中興一巷2號)
・Mail:gr2marute@gmail.com ・TEL:+886 4 2301 6717
・写真家 内倉 真一郎 HP http://www.uchikurashinichiro.com
・写真家 横山 隆平 HP https://yokoyamaryuhei.amebaownd.com
10月7日18時より台湾にて
トークイベント&ポートレート撮影会開催。
//14:00-18:00内倉真一郎 人像攝影 活動「人間図鑑」
参加費:300NT$/A5 size//18:00~内倉真一郎 開幕演講