なぜだか僕の気持ちはもうここにはなく

March 23, 2017

二日目。過労なのかぐったりと寝た。だが無理やりに目を覚ます。写真家の横山氏と土佐はどうやら朝近くまで呑んでいたようだ。僕はやたらと広いホテルの窓を開け、相変わらずマイウェイだ。温度の熱い朝風呂にはいり、レッドブルーとコーヒーとタバコで調子が出てきた。タクシーで会場に向かうと今度は一般来場者が凄まじい。外に出ると嘘みたいな行列が並んでいる。台中の友人が来てくれたり、ギャラリストの一心さんが来てくれたり、また写真集「犬の戦士団」が以外と売れていた。僕はもちろん様々な方と交流し、作品のコンセプトなど写真だらけの濃い一日になる。

 

 

今考えると、なぜだか僕の気持ちはもうここにはなく、ただ。ただ、言葉にならない事を考えていた。なので文章化も出来ない、なので話に戻る。そろそろ横山氏とPISの調査に出かける。基本歩かない僕は結構歩きいい現場を見つけた。そして翌日の早朝にゲリラする事に決めた。その夜の日は、写真家水渡さんは日本に戻り、写真家の横山氏、木村、土佐、ギャラリーメインアシスタント山口さんと近所の飯を探しに行く。少し歩いたくらいで見つけた。僕は写真の話を久しぶりにしたくなってまるで学生のように会話をする。特に面白かったのは木村氏の作品に対する向き合い方だった。なるほどなぁ、ようやくゆっくり聞けたなぁ。そんな会話や、音楽と写真の話や。。。気が付いたら台湾ビールの瓶が凄い本数になっていた。そしてまた、お腹の中が台湾だらけになり、早めにスパッと寝た。

 

 

三日目の最終日朝6時。僕と横山氏と土佐氏でPISの現場に向かう。どの街も同じでカランとした人がまるでいない早朝。それはそれは眠かったが、現場に着くとPISの興奮なのか眠気は一気に冷める。B0サイズのプリントを出し、ゲリラ展示する現場を土佐氏に撮ってもらった。3人でのその作業はとても面白く。展示後、「あーやっぱりトムとジェリーですねー」と。記録して、またタクシーで戻る。僕の部屋でチェックアウトの時間までゆっくりとあと男3人で語り合っていた。そこまで覚えていないが、素敵な時間だった。最終日も相変わらず人は多く、僕はテーブルクロス作品を購入しに来た女の子に「ありがとう」と伝え作品を渡した。飛行機が間に合わなくなるので、早めに日本に戻る。

 

 

写真家安森氏は優しく日本からラインで「大丈夫?」など優しい。僕は台湾で安森氏の写真集を見たんだけども、まさに森山大道の息子や孫たちがいるのであれば、アラーキーの息子になり新たなる、カオス、エロス、生と死の間にある愛、全てを感じさせる写真集は素晴らしかった。 

 

 

 

 

さて、終わりだ。僕は次に行く。

 

 

 

・作品 人形作家 堀佳子「Dolls」photo by shinichiro uchikura

・写真家 内倉真一郎
 HP  https://www.uchikurashinichiro.com

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