空から糞
21度。青空、夏にも似た雲。朝起きると突き刺さるような日差し。愛車は真っ黒なんだけど、今日は真っ白だった。僕の家は小さな池の近くにある。沢山の桜、虫、カエル、亀、アヒル、最近では猿が出てきている。
警察は必死に捕まえようとしているんだけど、
余裕で「キー、キィー!」と聞こえる。
絶対に捕まる気がしないんだろうなぁ。そんなご近所だ。

真っ白はどうやら鳥の糞らしく、その垂れ流し方ときたらもう絵画調だ。
いや、もう頭が飛んでる書道家のようだ。
車庫がキチンとあるのにいつこんなアートをしたのだろうか。
まるでゲリラアートだ。
その正体はカラスなのか、スズメではないだろう。。鳩か?
そんな事を早朝3分くらい考えていた。
結構そのゲリラアート(糞)を気に入ってしまって、
そのままにしていたんだけど冷静に考え、
このゲリラーアート(糞さま)は、やはりまずいかなと思って洗車をした。
その後、ゲリラアート(空から糞さま)は跡形もなく消えていた。
余りにもクールだったので記録しておく。
さて、清里、大阪、東京、海外。どう駆け抜けていくか、
最近かなり集中してプランを完成させた。
独自性こそ感性であり、独自性は人間性であり、
その人間は人と人との繋がりが最も大切ならば、
更に独自性ある写真に磨きをかけてく。
言葉(コンセプト)だけが達者で言葉と写真が的外れの写真。
"空から糞"の方がよっぽどアートだ。
・作品「犬の戦士団」より一枚抜粋「ブルブル」