プリント完成
エモンフォトギャラリーの個展では大型プリントからの大、中、小とランダムな組み合わせになり一枚一枚にそれぞれの意味合いを持つ。今までしたことのない展示スタイルに僕はワクワク。そして先日、ようやくプリントが完成した。インクも紙も時間もたくさん重ねた時間は一旦終わり、協賛してくださる額装業者さんのところに行っている。「もう一度プリントを見ておきたかったな、」と、思ったり。そう、もう一度BABY完結のために撮り下ろした新作を見たかった。PC上のデータで見るのとはわけが違う。大型プリントは1枚につき40分ほどの時間がかかるけど、嫌なとこでノイズがかかるとまたやり直す。そしてまた40分が始まる。このような繰り返しのプリント作業。好きな音楽を聴きながらスタジオにどかーんと並べ、それらを眺める。これら全てが額装されあの展示レイアウト通りになるのか。。とにかく初めての試みでドキドキとワクワクだ。暗室時代もデジタル化したプリント作業も僕の気分はそんなに変わらない。楽しい。これだけだ。
作品"BABY"には特別な気持ちがある。それは他の作品を同様だがまた別物だ。そしていよいよ額装された作品に再開するのは搬入日だ。それまでこのワクワクを我慢しておこう。明日は、仕事が休み。ひとまず、BABY以外の最新作の撮影に出かけようと思う。こちらは雨がずっと降っている、明日はどんな世界が待ってくれるのだろうか。
・