f22・1/120真夏の日中シンクロ「十一月の星」

June 11, 2018

"芸術は売れなくてもいい。好かれなくてもいい。芸術は認められなくてもいい。成功しなくてもいい。自分を貫いてぶつけて無条件に自他に迫って行く事が芸術だ。" ー 岡本 太郎 ー
 

 


2009年に知った言葉だ。当時、新宿でストリートスナップをしていた。それはNikonFM2。f 22・1/120真夏の日中シンクロの新宿。僕はその頃、宮崎に戻らなくてはいけない決断の時だった。大阪、東京での9年間の暮らしを振り返り一番不安で人生の分岐点だったような気がする。地方で作品は制作出来るのだろうか、モチベーションは大丈夫だろうか、仕事と作品の両立は出来るのだろうか。そんな考えてもしょうがない事ばかり考えていた。もちろん結果は今の僕だ。堂々と作品を制作し発表をさせていただいている。

写真家に限らず、アーティストはどのようなスタンスで作品を制作しているのだろうか?
「売れる」は二つの意味を持つと思う。


①作品と作者が業界等で名が売れ(コンペ/個展/写真集など)含め作品のクオリティが認められる。

 


②作品が一般的に売れる(一般者/コレクター)からの作品購入。

①と②は同時にありそうで実はない。
じゃあどっちか?というとどちらでもない。


最近、僕が聞いた言葉で寂しい言葉があった「売るために(販売)制作してるから」。仲のいい作家仲間だからこそなおさらだった。別に悪いことではないし、むしろ正しい事かもしれない。だって作品は売れてこそアーティストの生活も成り立ち、金銭的に制作の資金にもなるからだ。そしてアートをもっと身近に一般の方々にも購入してもらい気軽にお気に入りの場所に花を飾るように、そんな風に作品を飾ってもらえたら。そう思うし間違っていない。

では、なぜ寂しいと僕が感じたのか。「売る事を目的として作品を制作。果たしてそれは作者にとって作品だろうか?」僕はいつもそこだ。ビジネスの写真なら話は全く別だ。だが、作品だ、写真作家としての作品であればもっと計算を忘れ、営利も忘れ、馬鹿を大真面目に貫くべきだ。いつだって僕には2009年に心に決めた信念を掲げている。

 

個展「十一月の星」のDM印刷が出来上がったら真っ先に、大切な方々に汚い字だが文字を添えて送る作業になる。もっと僕は大馬鹿者のように崖があろうが、何があろうが一切気にせず、信念を持って真っ直ぐに突っ走っていくんだ。それは"無条件に自他に迫って行く"そのものなんだから。
 

※今日の曲は僕の好きな天才少女。

Angelina Jordan X Linkedin "- Fly Me To The Moon-"

 

 

 

 

【 7th EMON AWARD Grand Pirix Exhibition「十一月の星」内倉 真一郎 展】

会場:EMON PHOTO GALLERY
会期:7月13日(金)〜8月4日(土)

レセプション:7月13日(金) 18:00-
時間:11:00-19:00(土曜は18:00まで)
休館日:日曜・祝日
106-0047 東京都港区南麻布5-11-12,togo Bldg.B1
TEL :03-5793-5437 
MAIL:emon_photogallery@emoninc.com
HP :www.emoninc.com
展覧会協力:株式会社カシマ

 

 

"EMON AWARDは、写真・映像の新たな支流を創りだそうとするア ーティストにフォーカスする公募展。第7回の募集では個性的な作品が数多く寄せられ、今年2月にファイナリスト7名による公開プレゼンテーションと審査の結果、第7回クランプリは新生児を被写体 に命の逞しさを探求した内倉真一郎の作品が受賞。この作品展に 向けて撮り下ろした作品を交え、完成度を高めた力作が並びます。 レイヤーを重ねる様に構成する展示も必見。どうぞご高覧ください。"

 

 

「第7回審査員 エモン・アワード」


飯沢耕太郎(写真評論家) 河内タカ(便利堂海外事業部ディレクター) 鈴木芳雄(編集者、美術ジャーナリスト)トモ・コスガ (アート・プロデューサー/深瀬昌久アーカイブスディレクター) 中西玲人(アートプロデューサー/echo visions代表) 山口裕美(アートプロデューサー) 小松整司(EMON・ディレクター)

 

 

 

 

 

 

 

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