ただの町並みや風景は、ただ者ではない


いつもと変わらない平日の朝。その日は曇り空で太陽の日差しが雲の隙間から少し見える。 風はとても強かった。真夏の入道雲にも似た雲は少し薄れて虹が見えた。僕は風の音と虹を見て慌ただしくも写真を撮った。光に照らされ影で浮かび上がった景色たちは、あっという間に姿を消すからだ。とにかく急いで虹に向かっていた。

様々なシリーズを作品にしてきた。

そして今、僕はふと思う。 「十一月の星」 "人間は生まれた瞬間から死に向かう。その生きていく過程での力強さ、サバイバル本能、神秘性。" 「Collection」 "形あるものは必ず崩れ、命あるものは終わりがある。その最後の姿を写真に残した。" そして現在。

巨大な何かに向けて撮っている。まだ言葉には出来ない。だが、体と心がズシリと反応している。現在60点、おそらく300点はないと成立しない。いつも同じことを言うけど、このシリーズは大作になる。 ただの町並みや風景は、ただ者ではない。

この地球の力強さを、偉大な宇宙を、銀河を太陽を、ビッグバンを。小さな、小さな人間が、人間しか扱えないカメラを手に持ちビリビリと感じながら、何かの証を撮っている。 2019年1月26日(土)15時8分。

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