

トレンド
荒木経惟は日付入りのカメラで空撮って「センチメンタル」、森山大道は光と影のなかで「写真よさようなら」、藤原新也は「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」(あ、藤原先生は違う)。僕が写真家を目指した当初は言葉はいらない、写真が語ってくれる。そんな時代だった。数年前からその時代に反発するかのように社会的問題をモチーフに現代アートとして制作をし、ステートメントを書いていくのがトレンドみたいだ。どっちが良いとかではなく、トレンドは変化し繰り返していくものだなぁと高速を飛ばしながら思った。僕の作品はどちらでもない。ただ言えるのは似たり寄ったりの作品ではなく、僕にしかできない作品に仕上げるのは確かだ。そんなこと考えながら明日は僕の唯一の週に一回の休み。子供達が学校から帰ってくるまでに、朝から制作にでかけるのが楽しみだ。 今日の曲は僕が中学生?高校生?くらいの曲。 LOVE PSYCHEDELICO。 いいなぁ、とてもいい。
1月27日


再び24時間写真家へ
その後、1ヶ月も経たないうちに紙に焼き付けている。相変わらずスナップショットから運動をし、誰もいない海(誰にも会いたくない)に行き、新作に向け整える。 もう一度生き返った想いと共に、 伝えるべき表現を黙々と。 プリンターは太陽の光で輝いてる。 作品が誕生するのを待ち侘びている時間。 遺書とも言っていい 新作達を並べ一人でニヤニヤとしている。 その後のジュースがとても美味しい。 なんてことない1日だろう。 でも僕にはこの毎日が眩しすぎるほど輝いている。 全部受け止めて動き出した、 この覚悟は今まで以上に違うぞ。
1月21日


気がつけば写真家を自殺しようとしていた。
『忘却の海』の制作、写真集、エキシビジョン、作品所蔵など。2023年から昨年までとても有難いことだけど、ただひたすら作品発表することが続いた。でもその間に様々なことが立て続けにあまりにも起こり続けていた。約2年間、書斎の作品集達、表彰状達から僕は背を向けてタバコを吸っていた。こうしてブログを更新するのも久しぶりだ。 気がついたら僕は初めて制作の手を自ら止めていた。 ただ我武者羅に仕事をし、スタッフを大切にし、褒められることもない経営をひたすらに。高校受験を控える娘はバスケ部に夢中。僕は慣れない保護者同士との慣れない会話をしながら。息子もバスケが好きになり様々。母にも様々なことがおきるなど。 少しでも自分に今できることを、 なんでもいいそばにいること。 そこしか考えられなかった。 小さな書斎は嫌な眩しさを放っていた。 ディスクを真逆に向け背を向ける日々。 夜中、制作のことが勝手に頭によぎる。 無理やり寝る日々を過ごしていた。 僕は気がつけば写真家を自殺しようとしていた。 ある日、限界が来たのだろう。我慢なんてしていたつもりはなかったのに。気がつけば
1月4日




































